相続人が多くても諦めないで。できるだけ相続登記ができるように動いていきましょう
「ずいぶん昔に亡くなった人の名義のままになっている土地があります」
「相続人がたくさんいるようなのですが、どうしたらよいでしょうか」
「会ったこともない親族に連絡しなければならないのでしょうか」
相続のご相談をお受けしていると、このようなお話を伺うことがあります。
相続登記をしないまま長い年月が経ってしまうと、その間に相続人が亡くなり、さらに次の相続が発生していることがあります。その結果、いざ相続登記をしようと思ったときには、相続人が何人にも増えていることがあります。
しかし、相続人が多いからといって、最初から諦める必要はありません。
まずは「誰が相続人なのか」を確認します
昔の相続を整理する場合、最初に行うのが戸籍の確認です。
亡くなった方の出生から死亡までの戸籍などをたどり、相続関係を確認していきます。
途中で相続人が亡くなっている場合には、その方の相続についても確認が必要になります。
一つひとつ戸籍をたどっていくと、
「現在の相続人は誰なのか」
「全部で何人いるのか」
ということが少しずつ見えてきます。
相続関係が複雑な場合でも、まずはここを整理することが大切です。
会ったことのない相続人がいることもあります
長期間、相続登記をしていなかった場合には、これまで一度も会ったことがない方が相続人になっていることも珍しくありません。
そのような場合、
「突然連絡して大丈夫だろうか」
「相続の話をしたら驚かれるのではないか」
と心配される方もいらっしゃいます。
確かに、突然知らない親族から相続について連絡が来れば、相手の方も戸惑われると思います。
だからこそ、なぜ連絡をすることになったのか、どのような相続なのか、何をお願いしたいのかを、できるだけ分かりやすく丁寧にお伝えすることが大切です。
相続人が多いときこそ、一人ずつ丁寧に
相続人が多い案件では、一度にすべてを解決しようとすると、とても大変に感じます。
まず相続関係を確認する。
必要な戸籍を集める。
不動産の内容を確認する。
相続人の住所を確認する。
そして、必要に応じて一人ずつご連絡する。
このように順番に進めていくことで、複雑に見える相続でも少しずつ整理することができます。
相続登記をしないままにすると、さらに複雑になることも
「今すぐ困っていないから、そのままでもいいのでは・・・・」
と思われるかもしれません。
しかし、その間にも相続人が亡くなれば、さらに次の世代へ相続関係が広がっていく可能性があります。
現在は相続登記も義務化されています。
長期間そのままになっている不動産が見つかった場合には、「昔のことだから無理だろう」と諦めるのではなく、まず現在の状況を確認することをおすすめします。
できるだけ相続登記ができるように動いていきましょう
相続人が多い。
遠方に住んでいる方がいる。
会ったことのない親族がいる。
古い戸籍をたくさん確認しなければならない。
このような相続は、確かに簡単ではありません。
それでも、一つひとつ確認していけば、相続登記につながる道筋が見えてくることがあります。
「難しそうだからやめておこう」ではなく、
できるだけ相続登記ができるように、まずは動いてみる。
私たちは、そのためのお手伝いをしたいと考えています。
ハートフルサポート行政書士事務所では、戸籍の収集や相続関係の確認、遺産分割に必要な書類の作成など、相続手続きを丁寧にサポートしています。
「ずっと名義を変えていない土地がある」
「相続人が何人いるのか分からない」
「何から始めればよいのか分からない」
という場合も、まずは現在の状況を整理するところから始めてみませんか。

