日本人と韓国人の国際結婚は年間何件?2024年の婚姻数と長期的な推移
日本人と韓国人の国際結婚は、年間にどのくらいあるのでしょうか。
厚生労働省の「人口動態統計」によると、2024年に日本で婚姻した日本人と「韓国・朝鮮」籍の方の組合せは、合計2,804件でした。
興味深いことに、2023年の合計も2,804件です。ただし、男女別の内訳には変化が見られます。
2024年の日本人と韓国・朝鮮籍の方との婚姻数
2024年の婚姻件数は、次のとおりです。
| 夫婦の組合せ | 婚姻件数 |
|---|---|
| 韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻 | 1,627件 |
| 日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻 | 1,177件 |
| 合計 | 2,804件 |
現在は、「韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻」の組合せのほうが多くなっています。
2023年と2024年が全く同じ2,804件になった理由
2023年と2024年の合計件数を比較すると、いずれも2,804件です。
統計上の誤記ではないかと思われるかもしれませんが、男女別の内訳を確認すると、偶然、合計が同じになったことが分かります。
| 夫婦の組合せ | 2023年 | 2024年 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻 | 1,572件 | 1,627件 | 55件増加 |
| 日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻 | 1,232件 | 1,177件 | 55件減少 |
| 合計 | 2,804件 | 2,804件 | 増減なし |
韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻の婚姻が55件増加した一方、日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻の婚姻が55件減少しています。
増加数と減少数がちょうど一致したため、合計では2年連続で2,804件となりました。
日本人と結婚した外国人の約15%が韓国・朝鮮籍
2024年に日本人と婚姻した外国人は、合計1万8,420人でした。
その内訳は、次のとおりです。
- 外国人夫と日本人妻:6,903件
- 日本人夫と外国人妻:1万1,517件
- 合計:1万8,420件
このうち、韓国・朝鮮籍の方との婚姻は2,804件です。したがって、日本人と外国人との婚姻のうち、韓国・朝鮮籍の方との婚姻が占める割合は、約15.2%となります。
日本人と韓国・朝鮮籍の方との婚姻数の推移
長期的な推移を見ると、日本人と韓国・朝鮮籍の方との婚姻件数は、1990年代と比べて減少しています。
| 年 | 韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻 | 日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1990年 | 2,721件 | 8,940件 | 11,661件 |
| 2000年 | 2,509件 | 6,214件 | 8,723件 |
| 2010年 | 1,982件 | 3,664件 | 5,646件 |
| 2020年 | 1,575件 | 1,300件 | 2,875件 |
| 2023年 | 1,572件 | 1,232件 | 2,804件 |
| 2024年 | 1,627件 | 1,177件 | 2,804件 |
1990年には合計1万1,661件ありましたが、2024年には2,804件となっています。
特に「日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻」の婚姻が大きく減少しています。一方、「韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻」の婚姻は、1990年と比べると減少しているものの、2023年から2024年にかけては55件増加しました。
ただし、この統計だけから、婚姻件数が増減した具体的な理由まで判断することはできません。
統計を見る際の注意点
この統計を読む際には、いくつか注意すべき点があります。
1.統計上は「韓国・朝鮮」と合算されている
厚生労働省の人口動態統計では、国籍が「韓国・朝鮮」という一つの区分で公表されています。
そのため、韓国籍の方だけの婚姻件数を、この統計から分離して確認することはできません。
2.帰化した方は日本人として集計される
韓国籍から日本国籍へ帰化した方は、統計上、日本人として集計されます。
したがって、韓国にルーツのある方と日本人との婚姻を、すべて表した数字ではありません。
3.日本における婚姻を対象とした統計である
今回紹介した数字は、「日本における日本人と婚姻した外国人」を対象としています。
外国で成立した婚姻については、別に「外国における日本人の婚姻」に関する統計があります。そのため、世界全体で成立した日本人と韓国人の婚姻を、すべて表した件数ではありません。
4.「国際結婚」は法律上の婚姻の種類ではない
一般に「国際結婚」と呼ばれていますが、日本の法律上、「国際結婚」という特別な婚姻制度が設けられているわけではありません。
日本人と外国人が婚姻する場合には、双方の国の法律に基づいて婚姻手続きを行い、日本で婚姻届を提出する際には、外国人配偶者の婚姻要件具備証明書や国籍証明書、出生証明書などが必要になることがあります。
韓国人と日本人が婚姻する場合も、日本と韓国のどちらで先に婚姻を成立させるかによって、手続きの順序や必要書類が異なります。
まとめ
2024年に日本で婚姻した日本人と韓国・朝鮮籍の方の組合せは、合計2,804件でした。
2023年も同じ2,804件ですが、その内訳を見ると、韓国・朝鮮籍の夫と日本人妻の婚姻が55件増加し、日本人夫と韓国・朝鮮籍の妻の婚姻が55件減少しています。
日本人と韓国人が結婚する場合には、婚姻届を提出するだけでなく、韓国側への婚姻申告、韓国の家族関係登録証明書等の取得、日本語訳の作成などが必要になることがあります。
必要な手続きは、婚姻する方の国籍、出生地、現在の住所、日本と韓国のどちらで先に手続きを行うかなどによって異なります。実際に手続きを進める際には、提出先の市区町村や韓国領事館等へ、あらかじめ必要書類を確認することが大切です。
出典
- 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2026年版)表6-17 性、国籍別日本人と婚姻した外国人数:1965~2024年」
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Data/Popular2026/T06-17.files/sheet001.htm - 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2026年版)表6-16 夫妻の国籍別婚姻数:1965~2024年」
https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Data/Popular2026/T06-16.files/sheet001.htm - 原資料:厚生労働省「人口動態統計」

